クリニック概要
理念
「患者様が誇りと尊厳のあふれる人生を全うし、
ご家族が命を受け継ぐ一助となりたい」
ご家族が命を受け継ぐ一助となりたい」
その実現のために、私たちは3つのことを心がけています。
1. 顔の見える関係性
在宅診療でお伺いすると、私たちと患者さん、ご家族はもちろん、病院の先生もいますし、ケアマネジャーやサポートする方々もいます。
一人の患者さんを中心にたくさんの人が繋がっています。だからこそお互いの顔が見える関係性を作っていくことが重要になります。
一人の患者さんを中心にたくさんの人が繋がっています。だからこそお互いの顔が見える関係性を作っていくことが重要になります。
2. 「お伺いしましょうか?」
24時間365日対応を謳っていても、患者さんやご家族から電話がかかってこないと診療に伺うことはできません。
たとえば夜中だと電話をすること自体とてもハードルが高いと考えます。「熱があるのだけど」という言葉の先には、きっと言えない「来てもらいたいんだけど」「診てもらいたいんだけど」が隠れていると思います。患者さんやご家族の気持ちになって言葉にしづらいことを読みとり、こちらが代わって言うことを心がけます。
たとえば夜中だと電話をすること自体とてもハードルが高いと考えます。「熱があるのだけど」という言葉の先には、きっと言えない「来てもらいたいんだけど」「診てもらいたいんだけど」が隠れていると思います。患者さんやご家族の気持ちになって言葉にしづらいことを読みとり、こちらが代わって言うことを心がけます。
3. スタッフの勤務のしやすさ
当クリニックは開業医の中ではほぼ唯一と言っていいくらい365日対応するような機関です。電話は毎晩のようにあります。スタッフがオーバーワークで疲れてしまっていては、私たちが提供するサービスを維持できません。地域のためのクリニックになるためにも、スタッフが勤務しやすいクリニックを目指します。
行動指針
「一緒に寄り添い、一緒に悩む」
「その人の役割を考える」
「笑いのある看取り」
「その人の役割を考える」
「笑いのある看取り」
私たち在宅診療に携わる者の行動基準は、ガイドラインではなく患者さんにあると考えています。一人一人違いがある中で、その患者さんにとって何をすることが大事なのかを考え、実行していきます。
一緒に寄り添い、一緒に悩む
在宅医療を選択される患者さんは、治療・入院などを経験されてくる方がほとんどです。その結果、在宅診療を求めてきます。色んな病気と闘ってきた経緯があるので、どこかで治らないことを分かっていらっしゃることもあるし、我々では治せないものもあります。一番必要なのは、この部分を共感して一緒に寄り添い、一緒に悩むことだと思います。話を聞く、共感する、それだけで患者さんやご家族としては満足な部分、楽になれる部分があると信じます。
その人の役割を考える
住み慣れた家に帰ってくると表情が明るくなる方がとても多いです。それは自分が居心地のいい場所、自分が大好きな家族がいる環境に戻ってこられたからだと思います。そこから一歩進んで、その人が家の中で何ができるかという役割のようなものを考えてあげる必要があるのかなと思います。
ある患者さんの場合、ほぼ寝たきりの介護度5ですが、ご家族がその人に役割を与えました。毎日お孫さんが宿題をお爺ちゃんの前でやる。それを見守る、孫の話を聞くという役割です。それだけで張り合いが出てきますし、家族みんなが笑顔になります。その役割を私たちが一緒に考えさせていただくよう心がけています。
ある患者さんの場合、ほぼ寝たきりの介護度5ですが、ご家族がその人に役割を与えました。毎日お孫さんが宿題をお爺ちゃんの前でやる。それを見守る、孫の話を聞くという役割です。それだけで張り合いが出てきますし、家族みんなが笑顔になります。その役割を私たちが一緒に考えさせていただくよう心がけています。
笑いのある看取り
これは、やりきったときに出るような笑顔のことです。映画『ピア~まちをつなぐもの~』のなかで、看取りをした後に娘さんとお父さんが笑っているんですね。「先生、うちの奥さんに見とれないでください。」みたいな感じで、みんながワッと笑うようなシーンがあります。在宅診療を選んだ意向や経緯はそれぞれ違うでしょう。ただ、最後に笑いのある看取りまで一緒に寄りそっていけるというのが、私たちの一つの道しるべだと思います。そのために何度も足を運びコミュニケーションをとって、不安を取り除いてあげることが、我々の役目のひとつだと考えます。
クリニックの特徴
通常の訪問診療の他に以下のような10の特徴があります。
患者さんに関わるすべての方がお互いに相談しやすい顔の見える関係を構築していきます。
患者さんに関わるすべての方がお互いに相談しやすい顔の見える関係を構築していきます。
- 毎朝電話での訪問先への確認連絡(体調の確認)
- 24時間365日対応(日中・夜間の臨時対応の徹底。対応は当日内)
- 到着時間の電話連絡
- 施設への訪問回数を患者様の状態に合わせて調整
- 施設からの電話問い合わせに看護師、医師が返答
- 当院看護師による医療処置
- 各専門医による訪問(精神科、皮膚科、泌尿器科など)
- 施設職員への介護手技指導
- 複数回の人生会議(ACP)による診療方針の決定
- 急変時、終末期患者への連日訪問
クリニック概要
病院名 | 在宅療養支援診療所 静岡ホームクリニック |
住所 | 〒422-8041 静岡県静岡市駿河区中田4-6-1 |
連絡先 | TEL:054-269-6777 / FAX:054-269-6778 |
診療科目 | 内科・アレルギー科・皮膚科・リウマチ膠原病科・精神科・耳鼻科・外科・整形外科・泌尿器科・眼科(応相談) ※各専門医が対応致します。 |
体制 | 常勤医2名、在宅専門医常駐・非常勤医師15名・看護師13名 (令和2年6月1日現在) |
介護保険 指定業者番号 |
2214211381 |