リウマチ・膠原病
リウマチとは
関節リウマチ(以下、リウマチ)は、自己免疫疾患のひとつ。免疫の異常によって手足などの関節に炎症が起き、腫れや痛みが生じる病気です。
炎症が続くと次第に関節の軟骨や骨の破壊が起こり、関節の変形が進んで機能障害を引き起こします。また、血管、心臓、肺、皮膚など全身に広がることもあります。
リウマチの多くは徐々に関節破壊が進行していきますが、医療の進歩により早期治療で進行を最小限に抑えられるようになってきています。
炎症の強さや関節破壊の進行度など、一人一人の症状に見合った治療方法を選択し、わかりやすく説明するよう心がけています。
炎症が続くと次第に関節の軟骨や骨の破壊が起こり、関節の変形が進んで機能障害を引き起こします。また、血管、心臓、肺、皮膚など全身に広がることもあります。
リウマチの多くは徐々に関節破壊が進行していきますが、医療の進歩により早期治療で進行を最小限に抑えられるようになってきています。
炎症の強さや関節破壊の進行度など、一人一人の症状に見合った治療方法を選択し、わかりやすく説明するよう心がけています。
リウマチのサイン
リウマチの初期症状の特徴は、体の関節部分に腫れや痛み、こわばりを感じることです。朝起きたあとに30分以上こわばりが続いたり、台所での洗い物や部屋の掃除など、いつもの動作に不具合を感じたら要注意です。
関節が痛む病気には「変形性関節症」がありますが、変形性関節症はおもに体重負荷のかかりやすい膝や股関節など、限られた関節が痛みます。
一方、リウマチは、手足の指、手首、首など、日常的によく使う小さな関節から始まり、左右対称の関節や全身の関節に炎症が起こりやすいのが特徴です。同時に、熱っぽさやだるさ、眼や口の渇き、咳や息切れなど肺や呼吸器にも症状が出ることがあります。そのため「顎関節症だと思ったら関節リウマチだった」というケースも少なくありません。
関節が痛む病気には「変形性関節症」がありますが、変形性関節症はおもに体重負荷のかかりやすい膝や股関節など、限られた関節が痛みます。
一方、リウマチは、手足の指、手首、首など、日常的によく使う小さな関節から始まり、左右対称の関節や全身の関節に炎症が起こりやすいのが特徴です。同時に、熱っぽさやだるさ、眼や口の渇き、咳や息切れなど肺や呼吸器にも症状が出ることがあります。そのため「顎関節症だと思ったら関節リウマチだった」というケースも少なくありません。
リウマチの主な症状
- 朝起きた時に、「身体がだるい」、「手が腫れぼったい」、「手が完全に握れない」などのこわばり症状がある。
- 風邪などを引いていないのに、微熱がある。
- 手、足、肩、肘、膝などの腫れや痛みが、数週間以上続く。
- 複数の関節に、腫れ・発赤・熱感・痛みがある。
- 左右対称で症状が出現しやすい。
リウマチは何より早期治療が大切です。すぐにお問い合わせください。
専門医による適切な治療をすぐに開始できれば、身体機能も普通の人と同じ生活ができるくらいまで改善が望めます。
専門医による適切な治療をすぐに開始できれば、身体機能も普通の人と同じ生活ができるくらいまで改善が望めます。
膠原病について
膠原病とは、一つの病気の名称ではなく、免疫異常が元で全身のあらゆる臓器に慢性的な炎症を引き起こす疾患群の総称です。
本来は身体を守る働きをする免疫システムが、自身の臓器を攻撃する異常な反応を起こすことから、「自己免疫疾患」とも呼ばれています。
膠原病の症状は多彩で、主に疲れやすい・発熱・筋力低下・特徴的な発疹・抜け毛・空咳などがあリます。発症後は、病気と共存しながらできるだけ日常の生活を送ることを目標とします。
本来は身体を守る働きをする免疫システムが、自身の臓器を攻撃する異常な反応を起こすことから、「自己免疫疾患」とも呼ばれています。
膠原病の症状は多彩で、主に疲れやすい・発熱・筋力低下・特徴的な発疹・抜け毛・空咳などがあリます。発症後は、病気と共存しながらできるだけ日常の生活を送ることを目標とします。
- 関節リウマチ
- 全身性エリテマトーデス
- 強皮症
- 混合性結合組織病
- 多発性/皮膚筋炎
- 血管炎症候群などの膠原病
- シェーグレン症候群
- ベーチェット病
- 成人型スチル病
- リウマチ性多発筋痛症
- 気管支喘息
- 好酸球増多症