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管理栄養士コラム



2026年1月号:地中海食とは?

地中海食とは、スペイン、イタリア、ギリシャ、トルコ、モロッコなどの地中海沿岸諸国の食事様式のことで、2010年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。

戦後間もなくの話です。ギリシャ政府がクレタ島(ギリシャ南部の地中海に浮かぶ島)住民の食事調査をアメリカのある財団に依頼しました。元々は貧困の状態を確認する目的だったのですが、「オリーブ、穀物、豆、野菜と香草、果物が豊富でワインまで楽しんでいる」「栄養状態は良好」との調査結果が出ました。

その後アメリカ人の栄養学者によって島の食事を「地中海食」と名付けられ注目されるようになり、色々な研究の中で循環器疾患、がん、糖尿病と、認知機能との関連で良い結果が得られていることがわかりました。

地中海食の定義

地中海食の定義はいくつかあります。
下記は1993年に開催された「地中海食に関する国際会議」で決められたものになります。
  • 植物性食品が豊富であること(果物、野菜、パン、その他の穀物製品、豆類、種実類)
  • 加工度を最小限にとどめた、季節折々のその地域で育てられた新鮮な食品を使うこと
  • 典型的なデザートとして新鮮な果物を食べること
  • 油脂類の主たる摂取減としてのオリーブ油を用いること
  • 少しか適量の乳製品を食すること
  • 卵の使用は週に4個未満であること
  • 赤身肉の使用はまれであり、少量であること
  • 少しか適量のワインを、ふつうは食事とともに飲むこと
とあります。

「地中海食」のイラストをAIに作ってもらいました★

現代版に色々アレンジされ、和食版もいくつか作られています。実は和食は地中海食との共通点も多いのです。日本にはひまわり油や菜種油などがあります。
和食は赤身肉が少なく、魚料理が多い、豆腐や納豆など豆料理も多いこと、旬の食べ物を活用しています。和食の良さを活かしつつ、野菜の摂取も増やし、減塩も意識すると地中海食にかなり近くなるようです。
食事は美味しく楽しく食べることもとても重要です。
地中海食の定義の中に、「運動と人と楽しく食事」という項目が入っているものもあります。
栄養にも目を向けつつ、楽しみも重視して食事をとってください。
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