管理栄養士コラム
2024年4月号:もち麦レシピ~便秘予防や皮膚の栄養に!~
今回、もち麦を活用する方法についてご紹介します。
もち麦は大麦の一種です。白米と一緒に炊き込むのが一般的ですが、それだけではもったいない!
サラダや汁物、ハンバーグやコロッケの種に加えたりといろいろ活用できます。
※嚥下機能の低下がみられる方への提供は控えてください※
もち麦は大麦の一種です。白米と一緒に炊き込むのが一般的ですが、それだけではもったいない!
サラダや汁物、ハンバーグやコロッケの種に加えたりといろいろ活用できます。
※嚥下機能の低下がみられる方への提供は控えてください※
もち麦(乾燥)の使い方
左:乾燥もち米50g 右:ゆでたもち米。120gぐらいになる
①もち米と水を鍋に入れ、沸騰させる。
②沸騰したら15~20分そのまま放置する。
③もち米が柔らかくなったら水で洗う。
④完成!あとは様々な料理に加えるだけ!
②沸騰したら15~20分そのまま放置する。
③もち米が柔らかくなったら水で洗う。
④完成!あとは様々な料理に加えるだけ!
調理例
●もち麦入りきのこの味噌汁(約2人分)
【材料】
・もち麦 50g(ゆでた後)
・鶏こま肉 30g
・大根 30g
・しめじ 20g
・まいたけ 20g
・しいたけ 20g
・みそ 20g程度
・青ネギ 少々
・だし汁 300㏄程度
【作り方】
①具材とだし汁を火にかける
②具材が柔らかくなったら、もち麦を加えてみそを溶き入れる
【ポイント】
・今回はきのこが中心ですが、具材は何でもOK!
・みそが麦の臭みを取ってくれます。
【材料】
・もち麦 50g(ゆでた後)
・鶏こま肉 30g
・大根 30g
・しめじ 20g
・まいたけ 20g
・しいたけ 20g
・みそ 20g程度
・青ネギ 少々
・だし汁 300㏄程度
【作り方】
①具材とだし汁を火にかける
②具材が柔らかくなったら、もち麦を加えてみそを溶き入れる
【ポイント】
・今回はきのこが中心ですが、具材は何でもOK!
・みそが麦の臭みを取ってくれます。
●もち麦入り簡単ミネストローネ(約2人分)
【材料】
・もち麦 50g(ゆでた後)
・豚こま肉 30g
・玉ねぎ 30g
・大根 30g
・にんじん 20g
・セロリ 20g
・トマトジュース 150㏄程度
・コンソメ、塩 少々
【作り方】
①具材をサイコロ状に切って火にかける
②具材が柔らかくなったら、もち麦とトマトジュースを加える
③コンソメと塩で味を整える
【ポイント】
・豚肉を加えた方がベーコンよりもあっさりした味になります。具材はお好きに変えてください。
【材料】
・もち麦 50g(ゆでた後)
・豚こま肉 30g
・玉ねぎ 30g
・大根 30g
・にんじん 20g
・セロリ 20g
・トマトジュース 150㏄程度
・コンソメ、塩 少々
【作り方】
①具材をサイコロ状に切って火にかける
②具材が柔らかくなったら、もち麦とトマトジュースを加える
③コンソメと塩で味を整える
【ポイント】
・豚肉を加えた方がベーコンよりもあっさりした味になります。具材はお好きに変えてください。
●もち麦入り簡単ぜんざい(約2人分)
【材料】
・もち麦 50g(ゆでた後)
・あずき缶 150g
・水 50g
※栗の甘露煮やフルーツを加えても良い
【作り方】
①材料を鍋に入れる。
②軽く火にかける。
【材料】
・もち麦 50g(ゆでた後)
・あずき缶 150g
・水 50g
※栗の甘露煮やフルーツを加えても良い
【作り方】
①材料を鍋に入れる。
②軽く火にかける。
左上:ミネストローネ 右上:味噌汁
ぜんざい
栄養ポイント
もち麦の栄養は、なんと言っても水溶性食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富なことです。
水溶性食物繊維の一種であるβ-グルカンは腸内環境を整える働きがあります。
また、身体から余分なコレステロールを排出したり、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。便秘予防だけでなく生活習慣病にもおすすめの食材です。
ビタミンCは皮膚の栄養や免疫力を高める効果があります。
水溶性食物繊維の一種であるβ-グルカンは腸内環境を整える働きがあります。
また、身体から余分なコレステロールを排出したり、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。便秘予防だけでなく生活習慣病にもおすすめの食材です。
ビタミンCは皮膚の栄養や免疫力を高める効果があります。
2024年1月号:栄養バランスとは?
栄養バランスとよく言いますが、いったいどのような意味なのでしょうか?
私たちの身体は食べ物からできており、身体を“作る”、“動かす”、“整える”ために必要な栄養をとることが栄養バランス(のとれた食事をとっている)と言えます。
栄養バランスをとるために、まずは3色の食材を毎食そろえるようにしてみませんか?
【黄】ごはん、パン、麺類などの主食となる、糖質中心
→“動かす”
【赤】肉、魚、卵、大豆などメインのおかずとなる、たんぱく質中心
→“作る”
【緑】野菜、きのこ、海藻などおもに副菜となるもの
→“整える”
毎食は難しいと思われがちですが、例えば朝は卵がけご飯と具だくさんの、みそ汁で3色そろいます。パンにチーズときゅうりやトマト、レタスをはさむのもいいですね。寒い時期は鍋料理が重宝します。
難しく考えずにまずは3色を意識してみてください(※疾患によってはこの限りではありません。)
私たちの身体は食べ物からできており、身体を“作る”、“動かす”、“整える”ために必要な栄養をとることが栄養バランス(のとれた食事をとっている)と言えます。
栄養バランスをとるために、まずは3色の食材を毎食そろえるようにしてみませんか?
【黄】ごはん、パン、麺類などの主食となる、糖質中心
→“動かす”
【赤】肉、魚、卵、大豆などメインのおかずとなる、たんぱく質中心
→“作る”
【緑】野菜、きのこ、海藻などおもに副菜となるもの
→“整える”
毎食は難しいと思われがちですが、例えば朝は卵がけご飯と具だくさんの、みそ汁で3色そろいます。パンにチーズときゅうりやトマト、レタスをはさむのもいいですね。寒い時期は鍋料理が重宝します。
難しく考えずにまずは3色を意識してみてください(※疾患によってはこの限りではありません。)
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